top of page

登山道の土舗装

「お墓が山の上にあるので資材を運ぶのが大変だけど、草が生えないようにしたい。」

といった要望や

「現場が山の谷間にあるため、大きな機械や大量の材料が搬入できない。」といった理由から、

「ジオベスト」と最低限の機材のみを現地に運んで土舗装や登山道・遊歩道の修復をすることがあります。

 つまり、固化材のみの運搬と現地の水さえあれば工事にとりかかることができる「ジオベスト」は効率的な土舗装や補修の資材なのです。

 

登山道や遊歩道の修復は、

景観の自然性を高めるために、

倒木や自然石を使って

自然に同化するように

修復保全することが求められます。

よって、

「自然石や木の固定」、

「路面安定」、

「浸食を防ぐ流水や土砂のコントロール」

をするために、

現地の土とジオベストを混ぜて

土舗装の材料や修復保全材料として使っています。

登山道や遊歩道の修復は、

ほっておくと浸食が拡大する一方なので早めの対策が必要です。

また、登山者が安心して登れるよう、

安全な通路の整備のためにもお役立ていただけます。

 

上の写真は施工半年後の写真です。

施工場所:岡山県                                                           2014年3月施工

 

登山道の整備の目的は侵食の軽減を図ることにあります。

侵食の原因としては、雨水や凍上融解、風食等の自然的要因や登山者の踏圧等の人為的要因があげられます。

ジオベストは、現地の土と混ぜ、固化させることで登山道を整備できます。整備にあたっては、雨水を集めない工夫、つまり水のコントロールと歩行性能をアップさせることや、登山道の防草に主眼が置かれています。

この山の最高地点の標高は、近隣の山に比べて高さがやや低いものの1,255mあり、多くの登山者やハイキング客で年中賑わっております。

 

実は、上の写真は、施工後、1年が経過した4月1日の写真です。雪解け水もなくなり、ジオベストと現地の土で固めた登山道は固く引き締まっておりました。現地の土だけでは侵食が進みやすく泥濘化も発生しますが、ジオベストを混合することで、土が固まり、歩きやすい登山道になります。

bottom of page